[アグテック・ライジング]メタファーマーズのイ・ギュファ代表「次世代の農家はロボット…全周期の自動化をけん引する」

独自技術で密集したイチゴ・キュウリ収穫を実証…人手不足の代案として注目 独自SW・グリッパーで最大1.5人分を代替…「2.5年以内の投資回収」に期待

이현우 記者
承認 2026.07.07 10:23修正 2026.08.11 16:52
メタファーマーズのイ・ギュファ代表(中央)は、農業の人手不足や食品産業の危機といった困難は技術開発によって克服できると確信し、収穫ロボットの開発などに取り組んでいる。
メタファーマーズのイ・ギュファ代表(中央)は、農業の人手不足や食産業の危機などの困難を技術開発で克服できると確信し、収穫ロボットの開発などに乗り出している。

農産物の収穫分野は、農業ロボットが入り込みにくい分野だ。 農場ごとに異なる環境や多様な作物の種類、 同じ作物でもさまざまな大きさ、 見極めが難しい収穫時期など、変数が多いためだ。 ロボットの収穫過程で作物に損傷が生じれば農家所得に悪影響を及ぼしかねないだけに、繊細な作業が可能なロボットの開発が不可欠だ。

こうした分野に飛び込んだスタートアップがある。 国内で作物収穫ロボット分野をリードしているメタファーマーズ(代表イ・ギュファ)がその主人公だ。 メタファーマーズは、ソウル大学機械工学科でロボティクスと AI ビジョンを専攻した若者 4人が 2022年に意気投合して設立した会社だ。 イ・ギュファ代表に会い、収穫ロボットの開発状況などについて話を聞いた。

次世代のファーマーズはロボット…人手不足解決のため農場へ向かった工学徒たち
イ・ギュファ代表が数多くの先端技術分野の中で 「農業用ロボット」に注目した理由は明確だった。 社会的な緊急性が最も高い分野だという確信があったためだ。

イ・ギュファ代表は 幼い頃にニュースで見ていた農村の人手不足が、技術が極度に発展した今もなお最も深刻な社会問題だとし、 農家人口の平均年齢はすでに臨界点を超え、 外国人労働者もさまざまな理由で農業現場を敬遠している。 食料安全保障に直結する食産業が崩壊しかねないという危機感の中で、私たちの技術でこの問題を必ず解決できるという自信があったと強調した。

'メタファーマーズ'には、こうした若い工学徒たちの抱負がそのまま込められている。 ファーマーズ(Farmers)に、超越を意味するメタ(Meta, Beyond)を組み合わせ、 人とロボットが共に営む新しい農業を志向するという意味を込めた。また「次世代の農家はロボットになる」というパラダイムの変化を象徴する。 ロボットが過酷で大変な収穫作業を代わりに担う間、 人は栽培に関する意思決定、 ブランディング、 販路開拓など、より価値のある仕事に集中できるよう支援することが、彼らの定義する核心的価値だ。

メタファーマーズが開発したロボットが、両腕で摘花作業を行っている。(写真提供=メタファーマーズ)
メタファーマーズが開発したロボットが作業している。(写真提供=メタファーマーズ)

'認識率 99%' 独自のグリッパーと汎用 SWで他社ロボットと差別化
メタファーマーズの核心的な武器は、自律走行ベースのイチゴ・キュウリ収穫ロボットだ。 ロボットに搭載された AI ビジョンカメラが作物をスキャンして果実の熟度を判別し、障害物を避けて収穫を行う。

メタファーマーズによると、現在開発したロボットは、既存の手動収穫ロボットや競合他社のロボットに比べ、高い汎用性と精密さを備えていると評価している。 単一作物、 単一作業だけを行う既存ロボットとは異なり、メタファーマーズは複数の作物と多様な作業に柔軟に適用できる汎用ソフトウェアを直接構築した。

特に中核ハードウェアである 「ロボットハンド」(グリッパー)を自社開発した点が目を引く。 葉と実が密集しているイチゴ温室では、狭い空間に入り込む精密グリッパーが不可欠であり、 キュウリの場合、茎の間の空間で片手でつかみ、片手で切る人間の 「両手作業」をロボットの片腕で実現しなければならない。

現在の現場実証データによると、作物の認識率と判別精度は 99%に達する。 実際の収穫成功率は 80% 水準だ。 メタファーマーズ側は、未収穫分の相当数が葉の後ろに完全に隠れているか、ロボットアームが物理的に届かない限界領域(20%)だと説明した。

イ・ギュファ代表は キュウリを収穫する際、熟練者は 5%、 非熟練者は約 20%の作物を取り逃がすが、 現在、当社のロボットは非熟練労働者を完全に代替する水準まで上がってきたとし、 同じ時間を基準に、当社のロボットは 1~1.5人分の役割をしっかり果たしていると説明した。 現在、メタファーマーズは忠北・鎮川のキュウリ農場(アイコープ)に収穫ロボット 2台を供給した。

また忠南・瑞山(エスピアグリ)では、約 1万7851(5400坪)規模のスマート温室で、イチゴ収穫ロボットの実証作業を進めている。 メタファーマーズは、人が日中に別の業務を行う時間と早朝の時間にロボットを投入し、収穫->選別->納品へとつながる効率的な農家の稼働プロセスを作り出している。

メタファームズが開発した収穫ロボットがイチゴを収穫している。(写真提供=メタファームズ)
メタファーマーズが開発した収穫ロボットがイチゴを収穫している。(写真提供=メタファーマーズ)

農家の経済性分析...年間人件費を考慮すると 2.5年以内の投資回収に期待
先端ロボットであっても 「経済性」がなければ無用の長物だ。 数千万ウォンを支出しなければならないため、経済性をより綿密に見極める必要がある。 そこで、メタファーマーズのロボット導入に伴う既存人件費の代替コストを算出した。

イ・ギュファ代表の説明によると、外国人労働者 1人当たりの人件費として年間 3000万ウォン(宿食込み)~4000万ウォン(宿食別)が かかる。 収穫ロボットの費用(約 7000万ウォン)と 24時間作業が可能である点、 ロボットの使用期限が 5年である点などを考慮すると、 2~2.5年以内に投資資金を回収できると分析された。

イ・ギュファ代表は 上昇している人件費と人手不足などを考えると、十分に投資価値があると思う」とし、 政府補助金を受けることができれば、回収期間は 1年余りに短縮されるだろうと述べた。

実際、国家データ処の水稲(米) 生産費調査結果によると、 2010年に 10万 335ウォン(10a基準)だった労働費は、 2025年には 20万 4769ウォンへと、 2倍以上に急騰した。 韓牛 1頭(肥育牛生体 600㎏ 基準)に投入される雇用労働費も、 2010年の 1万 9000ウォンから 2025年には 4万 1000ウォンへ上昇した。 このように農家の経営費のうち人件費の比率が高まっているだけに、農村でロボット導入を通じたコスト削減の試みは、農家の自生力確保に向けた現実的な代案に挙げられる。

ここにメタファーマーズは、初期費用に負担を感じる農家を対象にサブスクリプション型(RaaS) モデルを提示した。 農家が数カ月間、サブスクリプション形式でロボットを導入し、実質的な生産性向上と人件費削減効果を体感した後、 合理的に購入を決定できるよう参入障壁を下げた。

ただし、 スマート温室ではない既存の露地農家や設備が老朽化した一般ビニールハウスの場合、 ロボットの自律走行動線の確保が難しく、直ちに導入するには限界がある。 イ代表は 「ロボットの性能を 100% 発揮するためには、農家の標準化された栽培環境の整備が先行しなければならないとし、 「初期参入障壁を下げるための方策を検討中だと説明した。
 

メタファームズが開発したロボットがキュウリを収穫している。(写真提供=メタファームズ)
メタファーマーズが開発したロボットがキュウリを収穫している。(写真提供=メタファーマーズ)

メタファーマーズの技術は収穫を超え、苗の植え付け、 包装など全周期の自動化へ向かっている。 国家プロジェクト(多省庁パッケージ型革新技術開発事業)を通じ、来年までに葉かき(摘葉) および果実の間引き(摘果) 技術の開発を完了する計画だ。 農家で最も手がかかる摘葉作業が自動化されれば、作物管理の効率性は最大化されると期待される。

イ・ギュファ代表は 年間 600兆ウォンと推定されるグローバル農業労働力市場は、国ごとに作物が異なり、自動化されていない未開拓地が非常に多いとし、 現在、慶北・尚州スマートファーム革新バレー内の温室でキュウリ・トマトに関する実証を続けており、 スマートフォンで操作できるユーザーアプリを開発中だと説明した。 続けて リンゴをはじめとする果樹市場を狙い、ヒューマノイド型双腕ロボットを活用した収穫および摘果技術にまで拡張し、他の果樹にも応用して、全世界の果菜類・果樹市場の自動化革新をリードしていくと強調した。

この記事はAI(人工知能)によって自動翻訳されました。

이현우 記者
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