就農7年目の帰農者が10万羽ブロイラー農場で生産指数492

【データ、農場を変える】全北・南原のブロイラー農場「岩と山城」イ・ミョンウン代表 通常は夫婦2人が担う10万羽規模…制御システム・はかり導入後に1人運営が定着 飼料ビンのはかりで1日の摂取量をリアルタイム確認…24日齢から毎日体重を測定し出荷日を決定 精算明細表基準の生産指数386~492…ハリム地域所長「上位10%程度だ」

이현우 記者
承認 2026.08.18 22:58修正 2026.09.02 17:25
イ・ミョンウン代表に会った日は、すでに鶏を出荷した翌日だった。イ代表は次のひよこを受け入れるため、この日の午後から鶏舎の清掃や消毒などの作業を始めた。
イ・ミョンウン代表に会った日は、すでに鶏を出荷した翌日だった。イ代表は次のひよこを受け入れるため、この日午後から鶏舎の清掃、消毒などの作業を始めた。

全北特別自治道南原市大江面。 イ・ミョンウン代表のブロイラー農場「岩と山城」は、 4棟で 10万羽を育てている。 同じ規模ならたいてい夫婦2人で当たるが、この農場はイ代表が1人で管理する。 忙しい時に近所の人の手を少し借りるだけだ。

1956年生まれ、 今年で満 70歳だ。 29年間、大手食品会社で働き、 2019年末に退職して翌年 1月からこの農場に入った。 就農7年目の帰農者である彼は、 「こちらに来たことを後悔したことは一度もない。 むしろ 5年だけでももっと早く来ていればよかったという心残りはある」と話した。

1人で 10万羽を担う力は、体力ではなくシステムから生まれる。 飼料ビンに付いたはかり、 鶏舎内のはかり、 日齢別に組まれた換気・温度プログラムが、イ代表に代わって鶏を見守る。 彼の仕事は、その数字を読み取り判断することだ。

10年かけて準備した 「第2の職業」
イ代表の帰農は思いつきの決断ではなかった。 会社在職中から基準を立て、 準備期間だけで 10年に及ぶ。

1つ目の基準は 第一次産業だった。 イ代表は 「これまでの仕事を続けようとすれば、結局は会社を訪ね、後輩に頼むことになる。 それよりは体を使う仕事をしたかった」と説明した。 2つ目は前職と関係のない分野であること、 3つ目はできるだけ1人でできる仕事であること、 最後は億ウォン台の所得だった。

農畜産分野の高所得品目を比較した末にブロイラーを選んだ。 系列化構造のおかげで流通を心配しなくてよい点が決定的だった。 彼は 「鶏舎さえ建てておけば系列会社が飼料を入れてくれ、 育て終えれば鶏を持っていく。 資金回転の面でも鶏は早い」と強調した。

「1人でできる仕事」という3つ目の基準は、 結局、自動化をどこまで引き上げるかという問題に行き着いた。

用地を探し始めたのは退職の 1年ほど前だ。 契約と同時に工事を始め、 2019年 8月に竣工し、その年末に会社を離れた。 裏手が一面岩盤だったため、発破までしながら建てた畜舎だ。

イ・ミョンウン代表がコンピューターで農場を管理する様子を見せている。
イ・ミョンウン代表がコンピューターで農場を管理する様子を見せている。

夫婦2人でする仕事を1人で…「鶏舎を空けない」
当初設置された制御システムは旧型だった。 彼は 「1画面にすべて出るのではなく、スクロールしながら見なければならなかった」と話した。 1人で 4棟を回る人にとって、画面を切り替えながら確認する時間はそのまま労働になる。

転機は2つの方向から訪れた。 ある制御システム業者が営業で訪問し、 同じ頃、国立畜産科学院が独自開発システムの現場実証を要請してきた。 イ代表は一番端の1棟を畜産科学院のテスト棟として提供した。 1棟は新システム、 残りは既存システムで稼働させ、2つの方式を直接比較した形だ。 イ代表は 「使ってみると新システムの方が確かに良かった。 何より1画面ですべて見える」と笑みを浮かべた。 その後、 ICT 融合複合支援事業で他の棟まで順次交換した。

換気と温度は全面的に自動制御に任せている。 イ代表は 「1日齢ではファンを 5秒間回し、 5分間休ませる周期だ。 日齢が上がるほど作動時間が長くなり、2~3日ごとに調整する」と明らかにした。 温度は入雛時の 33度から出荷間近の 23度まで段階的に下げる。 鶏舎温度が設定値より高ければファンの稼働台数が増え、 それでも抑えられなければクーリングパッドが作動する。

鶏が入った後の日課はむしろ単純だ。 1日に1、2回鶏舎に入り、給餌器と給水器を点検し、死亡鶏を取り出す程度だ。「入雛した後は楽だ。 本当に忙しいのは鶏がいない時」と語った理由だ。

この農場を管理するハリムのチェ・ヤンサン地域所長は、 1人運営が可能な理由を別の角度から指摘した。 チェ所長は 「10万羽を1人でやるケースはあまりない。 通常は夫婦、または農場主と外国人労働者が一緒に育てる。 ところがイ代表は鶏舎を空けない。 普通2人でやると、1人は外に出て1人は管理する過程で隙が生じるが、この方は農場を守っている。 イ代表が農場の外にほとんど出ないので、友人たちが農場に遊びに来る」と説明した。
 

飼料量がわかる秤付き飼料ビン
飼料量が分かるはかりが付いた飼料ビン

はかりを付けると出荷日が見えた
イ代表が挙げる最も大きな変化ははかりだ。 鶏舎内には個体別測定が可能なはかりを、 飼料ビンには残量を量るはかりを取り付けた。 イ代表は 「飼料が入ってくると、今何 kg残っているのかをコンピューターで確認できる。 1日に鶏が食べた量をリアルタイムで把握するということだ」と話した。

1日の摂取量が分かれば、平均増体量を考慮して体重を推定でき、それを基に飼料要求率を計算できる。 システムはこれを棟別に分けて表示する。 勘ではなく数字で棟間の差を比較できるようになったのだ。 出荷判断もここから出る。 イ代表は 24日齢から毎日体重を測定し、系列業者に知らせる。 続いて地域所長と協議し、出荷時点を判断する。ただし自動はかりは精度が落ちるため、出荷判断用の体重は直接量る。

結果は成績表にそのまま記される。 生産指数は平均重量と育成率を分子に、 飼育日数と飼料要求率を分母に置き、 100を掛けて算出する。 4つの値がすべて管理対象であり、 その4つの値のうち3つがはかりから毎日出てくる。
 

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「上位10%」…おまけでもらったひよこまで生かす
最近の出荷成績を見ると、明細表別で 386から 492 の間、 回次単位で合算すると 400と 468を行き来する成績だ。 どの程度の水準なのか。 チェ所長は 「上位 10% 程度だ。 上手な方というレベルではなく、非常に上手に育てている」と明確に答えた。

特に目を引く部分は育成率だ。 明細表を分けて見ると、2回次がそれぞれ 100.82%と 100.92%(3% のおまけ含む)と記された。 出荷した羽数が精算基準の入雛羽数より多いという意味だ。 系列業者は初期のひよこの死亡を考慮し、契約羽数に 3%ほどをおまけとして上乗せして入れてくれる。 精算は契約羽数基準なので、おまけでもらったひよこまで生かし切れば育成率が 100%を超える。

チェ所長は 「ひよこの関節が悪いものもあり、弱いひよこもいるので、育てる過程で死ぬ。 そのためおまけとして 3%を供給する。3%を余分に渡しても、よく育てる農家の育成率は 98~99% になる。 ところがこの農場は良い時は 100%を超える」と説明した。
 

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秘訣としては消毒ルーティンを挙げる。 鶏が出ると水洗い後、殺菌剤を霧状噴霧方式で給餌器まで全体に散布する。 続いてコクシジウム防除薬剤を散布し、もみ殻を敷いた後、再び殺菌剤を噴霧する。 低病原性鳥インフルエンザが一度過ぎたことを除けば、大きな疾病事故はなかった。

チェ所長は技術より態度をまず挙げた。 彼は 「イ代表は (ブロイラー飼育の) 基本をよく守るだけでなく、鶏に多くの真心を注いでいる。 そして専門家が助言すればすぐに実践する」と話した。

成績表に 「大鶏」として記録された 40日回次も、この農場の性格を示している。 消費者がよく食べる丸鶏は 1.5kg 前後だが、 2.5kg級の大鶏は別の需要先に出る。 チェ所長は 「鶏は大きくなるほど死ぬ可能性が高くなる。 だからはるかに手間がかかり、細やかな管理が必要だ。 ハリムの系列農家の中でも大鶏を育てる所は多くない」と紹介した。

回転率も同様だ。 ハリムによると系列農家の平均は年 6.5回だが、イ代表は最大 7回を回す。 需要が多い夏場にも最小限の休止期間だけを取り、ひよこを受け入れる。 チェ所長は 「その時期が最も物量を必要とする。 会社が要請する時、黙々と応じてくれる」とし、 「農家の立場でも回転数が所得に及ぼす影響は大きい」と述べた。

イ・ミョンウン代表が鶏舎の棟ごとに設置されたシステムを確認している。
イ・ミョンウン代表が鶏舎の棟別に設置されたシステムを確認している。


体重の自動測定、 最後の課題
用地と 4棟の新築にかかった費用は土地代を含めて 23億ウォン。 家を担保に土地を買い、畜舎を担保に工事費を借り入れた。 帰農資金 3億ウォンほどは受け取れなかった。 イ代表は 「鶏舎を建ててから申請したら、駄目だと言われた。 着工前に申請すべきだった」と明らかにした。 今は年 4000万ウォン水準の元利金を返済している。 年 7回転を回し、通帳に記される金額は 3億 5000万ウォン前後だ。 当初立てた億ウォン台所得という基準は達成した、というのがイ代表の説明だ。

最近の彼の悩みは、異常気象で猛暑日数が増えていることだ。 今夏の猛暑ではクーリングパッドを稼働している最中にも鶏舎温度が 32度まで上がった。 飼料を食べず、1日の増体が 70gにとどまり、飼育期間が延びた。 来年からは入雛羽数を 7000~1万羽減らす案を検討中だ。 彼は 「これから夏はさらに暑くなるはずで、 羽数を減らすのが正しいと思う」と話した。

今後の計画を尋ねると、規模拡大の話は出なかった。「スマートな方向に投資したい」というのが彼の願いだ。 最も望んでいるのは平均体重の自動測定だ。 毎日体重データを系列会社に渡す農場だが、その元データを作る作業は依然として人の役割だ。 網を持って鶏舎に入り、一定の空間を仕切り、その中の鶏をすべてはかりに載せた後、羽数で割って平均を出す。 ひよこの時は網1つに 200羽、 出荷期には 45~50羽が入る。 1棟につき2カ所ずつ量る。 1人で働く農場で最も負担の大きい作業だ。
 

帰農7年目ながら、誠実に鶏を育て、優秀な飼育農家として認められているイ・ミョンウン代表。
帰農7年目ながら、誠実に鶏を育て、優秀飼育農家として認められているイ・ミョンウン代表。


自動化の試みがなかったわけではない。 国内のある企業とともにカメラ映像認識方式で開発を試みたが、現場で使える水準には至らなかった。 最近では、熱画像カメラを活用すれば可能だというのが業者の説明だ。そのため該当業者に技術開発を要請した。 

換気も、 温度も、 飼料もシステムが代わりに見るようにした農場だ。 最も基本となる指標の1つだけが、まだ人の腕力にかかっている。 イ代表がスマート畜産に投資し続けると言う理由でもある。

イ代表は最後に 「帰農を考えているなら、周囲の人の話にあまり耳を傾けすぎず、本人が直接調査し準備しなければならない。 私も 10年かかった。 前もって始めるべきだ」と助言した。

この記事はAI(人工知能)によって自動翻訳されました。

이현우 記者
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